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【Anker PowerPort+ 1レビュー】iPhoneも充電できるQC3.0対応の高コスパ急速充電器!

Anker PowerPort+ 1 アイキャッチ

こんにちは、ガジェットブロガーのノリ(@noriblog_g)です。

今回は、Ankerから販売されている急速充電器の「PowerPort+ 1」を購入したのでレビューしていきます。

PowerPort+ 1は急速充電規格のQC3.0に対応しており、最大18Wの急速充電ができるのが魅力です。

ポートはUSB-A一つのみですが、その分価格は2000円を切る安さなので、シンプルで高機能な急速充電器をお探しの方にはおすすめです。

気になる出力(充電速度)についても測定しましたので、多数の撮影した画像とともにご紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。

QC対応充電器は、Androidユーザーであれば必ず持っておきたい便利アイテムです。PowerPort+ 1はiPhone/iPadも充電できるので、iOSユーザーの方にも役立ちますよ。

ノリ

Anker PowerPort+ 1のスペック

まずはAnker PowerPort+ 1のスペックから見ていきましょう。

サイズ約W56 × D28 × H53mm
重量約68g
USBポートUSB-A × 1
出力最大18W
入力AC100-240V
急速充電規格Qualcomm Quick Charge 3.0
付属品取扱説明書
保証期間18ヶ月
カラーブラック
ホワイト

Anker PowerPort+ 1の魅力をまとめると以下の通りです。

  • QC3.0対応で最大18Wの急速充電が可能
  • QC非対応機器も充電できる
  • 軽量・コンパクトで使いやすい
  • 価格が安い

それぞれ詳しくご説明していきます。

QC3.0対応で最大18Wの急速充電が可能

Anker PowerPort+ 1はQualcomm社が開発した急速充電規格「Quick Charge(クイックチャージ) 3.0(QC3.0)」に対応し、最大18Wの急速充電が可能です。

QCに対応した端末であれば約35分で80%まで充電できるため、充電が遅いストレスから解放されて、快適にスマホ・タブレットを使えるようになります。

QC3.0はAndroid端末の一部に対応した規格で、主な対応機種は以下の通りです。

QC対応の主な機種
  • Galaxy S7/S6/Edge/Edge Plus
  • Galaxy Note 4/5/Edge
  • LG G4
  • LG G Flex2
  • Nexus 6
  • HTC One A9/M9
  • Droid Turbo
  • Xperia Z3/Z3 Compact/Z3 Tablet Compact/Z4 Tablet

QC非対応機器も充電できる

Anker PowerPort+ 1には、Anker独自の急速充電技術である「PowerIQ」が搭載されているため、QCに非対応のiPhoneなどの端末を充電することができます。

QCよりは充電スピードが劣りますが、最大5V/2.4A(12W)の出力ができるため、充電スピードにイライラすることはないでしょう。

Androidをメインに使って、iOSをサブ端末として使っている方にとっては特に重宝するアイテムです。

軽量・コンパクトで使いやすい

Anker PowerPort+ 1は軽くて小さいため、持ち運びの際に負担になることがありません。

公式スペックでのサイズは「約56 × 28 × 53mm」で、重さは「約68g」と、スマホの3分の1くらいの重さです。

QC対応の充電器は同じく急速充電の規格である「USB PD」のものと比べてサイズが大きいものが多いのですが、Anker PowerPort 1+はコンパクトなのでおすすめです。

モバイルバッテリーを必要としない方であれば、これひとつ持ち歩けば快適に急速充電ができますよ。

ノリ

価格が安い

Anker PowerPort+ 1は1ポートのシンプルな設計のため、価格がお手頃なのも魅力のひとつです。

Amazonでの販売価格は税込1,699円(2021年5月現在)で、有名メーカーのQC3.0対応充電器の中ではコスパ最強クラスといえます。

加えて、保証期間は通常18ヶ月、Ankerへ会員登録すれば6ヶ月延長されて、最大で24ヶ月の保証期間となるので安心して購入・使用することができます。

Anker PowerPort+ 1レビュー①:開封・外観をチェック!

Anker PowerPort+ 1のレビューをしていきます。

まずは、開封の様子と外観の画像を多数撮影しましたのでご紹介します。

パッケージ

Anker PowerPort+ 1 パッケージ

パッケージ表面。

Anker製品を購入したことがある方であれば分かると思いますが、おなじみの青・白2色のパッケージです。

Anker PowerPort+ 1 パッケージ裏面

パッケージ裏面。中央ラベル右側に、ロゴとともに「Qualcomm quick charge 3.0」の表記があります。

左下ラベルにはMade in Vietnam(ベトナム製)と書いてあります。中国製だと思っていたのでちょっと意外でした。

中身

Anker PowerPort+ 1 中身

中身を取り出して並べました。

左側、白い袋に入っているのが本体で、右側の袋には以下2つの紙が入っています。

Anker PowerPort+ 1 説明書・Happy?

左が説明書で、右がAnker製品ではおなじみのHappyカードと呼ばれるものです。

Anker PowerPort+ 1 Happyカード

Happyカードの表裏にはそれぞれ「Happy?(満足)」「Not happy?(不満足)」と書いてあります。

Anker PowerPort+ 1 Happyカード裏面

「Happy?(満足)」の裏面にはこの製品を広めるためのシェアの情報が記載され、「Not happy?(不満足)」の裏面にはサポートを受けるための連絡先が記載されています(いずれも英語)。

満足した人と、していない人それぞれに対応した案内が書かれているのですが、Ankerの遊び心が出ていて面白いですね。

Happyカードは他のAnker製品にも同梱されているため、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

ノリ

本体

Anker PowerPort+ 1 本体

本体表面。

プラグ側以外は光沢のある仕上げになっています。

Anker PowerPort+ 1 本体右側面

本体右側面(USBポート側)。

USB-Aポートが白い枠で囲われ、上下にQuick Charge・PowerIQに対応していることを示すロゴが書かれています。

Anker PowerPort+ 1 ランプ

Anker PowerPort+ 1を電源に接続すると、USBポートの上部に緑色のランプが点灯します。

注意

電源から本体を抜かない限り、このランプを消すことはできません。ランプが気になるという方はご注意ください。

Anker PowerPort+ 1 本体左側面

本体左側面(プラグ側)。

プラグは硬すぎず柔らかすぎずで、スムーズに開閉できます。

プラグを開いた状態。

Anker PowerPort+ 1 本体底面

本体底面。

入出力スペックやPSEマークなどが確認できます。

PSEマークとは

電気用品安全法の基準をクリアした製品に掲示されているマーク。

Anker PowerPort+ 1 本体裏面・上面

裏面裏面・上面には何も書いてありません。

重量

Anker PowerPort+ 1 重量

スケールで本体の重さを測ってみたところ、65gと表示されました。

公式スペックにある約68gより3gも軽いので、個体差があるのかもしれません。

Anker PowerPort+ 1レビュー②:出力を測ってみた

Anker PowerPort+ 1の出力を、Androidスマホ・iPhoneそれぞれで測定したのでご紹介していきます。

Androidスマホで測定

Anker PowerPort+ 1 Androidスマホ(AQUOS R)

まずは、QC3.0に対応したAndroidスマホ(AQUOS R)で出力を測定してみました。

使用したUSBケーブルは同じくAnker製の「PowerLine USB-C & USB-A 3.0 ケーブル」になります。

Anker PowerPort+ 1 Androidスマホ(AQUOS R)測定

出力結果は約14.2Wとなりました。

最大出力である18Wは出ていないものの、しっかりと急速充電できているのが分かります。

このようなQC対応スマホであれば、35分で最大80%まで充電することが可能です。

iPhoneで測定

Anker PowerPort+ 1 iPhoneXS

続いて、QCに対応していないiPhone XSで出力を測定しました。

こちらでは、Syncwireの「2.4A対応Lightningケーブル」を使用しています。


Syncwire アイキャッチ

Syncwire(シンクワイヤー)はどこの国のブランド?販売商品もご紹介!【充電ケーブル】

Anker PowerPort+ 1 iPhoneXS測定

出力結果は約10.7Wとなりました。

QC非対応のiPhoneでは最大12Wとなるため、最大値に近い数字が出ています。

QC非対応とはいえ、スマホの充電速度としては十分な数値が出ているので、これ1台でiPhone・Androidの充電はバッチリですね。

メイン機はAndroidで、サブ機としてiPhoneを使っているという方には特におすすめできます。

ノリ

Anker PowerPort+ 1レビュー③:使った感想とメリット・デメリット

Anker PowerPort+ 1を使った個人的な感想を、メリット・デメリットと合わせてご紹介していきます。

メリット

Anker PowerPort+ 1のメリットをまとめると以下の通りです。

  • 充電速度が速い
  • iOS・Android両方充電できる

繰り返しになりますが、QC3.0対応のAndroid端末であれば、最大18Wの急速充電ができるため、スマホはもちろん、タブレットの充電においてもかなり速いスピードで充電できるのが魅力です。

特に、これまで急速充電器を使ったことがない方であれば、短時間であっという間に充電が溜まっていることに驚くでしょう。

また、AndroidだけでなくiOS端末も充電できるのもメリットです。

iOSはQC非対応のため、通常は充電速度が遅くなってしまうのですが、Anker独自の充電規格「PowerIQ」に対応していることにより「最大5V/2.4A(12W)」でiPhoneやiPadを素早く充電できます。

5V/2.4Aは、QCやUSB PDといった現在主流の急速充電規格が出る前、従来の急速充電とされていた出力です。

QCやUSB PDよりは劣るものの、スマホやタブレットをそれなりに早く充電できるのでiOS端末を持っている方にもおすすめです。

デメリット

反対に、以下のような点はデメリットに感じました。

  • コイル鳴きがする
  • 充電中は緑ランプが消えない

まず気になった点として「キーン」というコイル鳴きの音がすることです。

ネットで調べてみると、他の方のレビューを見ても同じような声が多いため、不良品ではなく仕様だと思われます。

ちなみに僕の場合、Androidではそれなりに音がなり、iPhoneの場合は特に音はしなかったため、出力が大きいと鳴ってしまうようです。

なので、就寝時に枕元で充電される方にはあまりおすすめできません。

次に、前述しましたが、電源に接続中は緑ランプが消えないのも、寝室などで使う場合には気になってしまうのでデメリットになります。ただし、こちらはテープなどを貼って防げば対処はできます。

デメリットをまとめると、音や光が気になる、寝室などの質かな場所で使うのにはあまり向いていません。

Anker PowerPort+ 1レビューまとめ

Anker PowerPort+ 1の外観や使い方まで詳しくレビューしてきました。

デメリットもありますが、かなりコスパが高いので、特に、これまで急速充電器を持っていなかったAndroidユーザーの方にはおすすめです。

気になった方は、ぜひ以下よりご購入ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!他にもおすすめの商品をご紹介していますので、よろしければ合わせてお読みください。

ノリ