こんにちは、ガジェットブロガーのノリ(@noriblog_g)です。
今回は、Ankerから販売されている、充電器とモバイルバッテリーの機能が一体になった「511 Power Bank」をレビューします。
カラーは全4色あり、今回はブラックを購入しました。
511 Power Bankは、同社の「PowerCore Fusion 5000」がスティック型になったモデルで、ツヤのあるデザインやストラップが付いているのが特徴的です。
本記事では、「Anker 511 Power Bank」の多数の商品画像や使い方、実際に使ってみてわかったメリット・デメリットまで総合的に解説していきます。
充電器とモバイルバッテリーを使い分ける必要がなくなるだけでなく、モバイルバッテリー本体を充電するケーブルからも解放される便利すぎるアイテムです。
充電回りでわずらわしさを感じている方には特におすすめなので、ぜひ最後までお読みください!
ノリ
目的別に選べるモバイルバッテリーおすすめ記事をまとめました。ぜひ合わせてお読みください。
・タイプで選ぶ
・ブランドで選ぶ
・価格で選ぶ
もくじ
Anker 511 Power Bankのスペック
まずはAnker 511 Power Bankのスペックから見ていきましょう。
Anker 511 Power Bankのスペック | |
サイズ | W113 × D30 × H30mm |
重量 | 約170g |
バッテリー容量 | 5000mAh |
USBポート数 | 1 |
最大出力 | 20W(9V × 2.22A) |
出力端子 | USB-C |
入力端子 | ACプラグ |
ワイヤレス給電 | × |
付属品 | 説明書 |
保証期間 | 最大24ヶ月 |
カラーバリエーション | ブラック ホワイト ピンク ブルー |
Anker 511 Power Bankの魅力をまとめると以下の通りです。
- 充電器とモバイルバッテリーの1台2役
- パススルー充電対応
- 最大20Wの急速充電可能
- ポーチやミニバッグに収まる小型デザイン
- 豊富なカラーバリエーション
それぞれ詳しくご説明します。
充電器とモバイルバッテリーの1台2役
Anker 511 Power Bankの最大の特徴は、充電器とモバイルバッテリーの機能が一体となっている点です。
本体には折りたたみ式のACプラグが内蔵され、コンセントに指すことで充電器として使用できます。
コンセントに挿している間は本体に充電がたまっていき、プラグを抜けばモバイルバッテリーとして持ち運ぶことができます。
パススルー充電対応
Anker 511 Power Bankは便利なパススルー充電に対応しています。
モバイルバッテリーとデバイスを同時に充電できる機能。
コンセントに挿したAnker 511 Power Bankと、スマホなどのデバイスをケーブルで接続することで、パススルー充電が可能です。
最大20Wの急速充電可能
Anker 511 Power BankはPowerIQ 3.0(Gen2)を搭載し、最大20Wの急速充電に対応しています。
Ankerの独自技術。USB Power Delivery(USB PD)など複数の充電規格に対応しており、接続されたデバイスに応じて最も速く充電できる充電規格を自動で判別する。
20Wはスマホへの出力としてはほぼ上限となるので、スマホを非常に速いスピードで充電できます。
タブレットの場合でも、スマホほどのスピードではありませんが素早く充電が可能です。
ポーチやミニバッグに収まる小型デザイン
Anker 511 Power Bankは細長いリップスティック型の形状をしているため、ポーチやミニバッグに入れて持ち運びやすくなっています。
横長で小さいポーチには入らないモバイルバッテリーも多いですが、Anker 511 Power Bankであればすっぽり収納ができます。
大きめのカバンを持たない女性の方には、特に向いているサイズ感といえるでしょう。
豊富なカラーバリエーション
Anker 511 Power Bankはカラーバリエーションが全4色と豊富です。
カラーバリエーションは下記の通りです。
一般的な充電器やモバイルバッテリーのカラー展開としては「ブラックのみ」や「ブラック・ホワイトの2色」というものが多いです。
Anker 511 Power Bankであれば、淡いピンクやブルーもあるため、可愛いカラーが好きな女性の方にもおすすめです。
サイズ・デザイン・カラーのどれをとっても女性の方には嬉しい仕様ですね。
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Anker 511 Power Bankレビュー①:開封&外観をチェック!
Anker 511 Power Bankの開封の様子と外観写真をご紹介します。
多数の画像を撮影しましたので、ぜひ順番に見ていってください。
パッケージ
パッケージ前面。
511 Power Bankの下には元となるモデルの「PowerCore Fusion 5000」が表記されています。
PowerCore Fusionには大容量10000mAhのモデル「PowerCore Fusion 10000」もあります。
パッケージ背面。
特徴や仕様が表記されています。
パッケージ左側面。
パッケージ右側面。
パッケージ底面。
左上に「最大24ヶ月保証」と表記されています。
Anker Japan公式サイトで無料会員登録をすることで、通常の保証期間18ヶ月から6ヶ月延長され、24ヶ月になります。
内容物
箱から取り出した状態です。
透明のカバーが付いた青いトレーに、本体が入っています。
トレーの裏側には説明書が入っています。
説明書は日本語対応です。
パッケージの内容物は本体と説明書のみで、ケーブルなどは付属しておりません。
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本体
本体を見ていきます。
トレーから本体を取り出します。
鏡面仕上げがされている部分(ストラップ側)には保護フィルムが貼ってあります。
フィルムは剥がします(剥がさなくても使用できます)。
本体の前面です。
シンプルでおしゃれなデザインです。
前面にはLEDインジケーター付きのボタンがあり、大まかなバッテリー残量が分かります。
ストラップ部分。
持ち運び用というよりは、指をひっかけてポーチなどから取り出しやすくするために付いているようです。
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ストラップ側の面にもフィルムが付いているので剥がします。
本体側面です。
両側面とも何も書いてありません。
本体背面。
本体を充電するためのACプラグが備わっています。
ACプラグは折りたたみ式で、モバイルバッテリーとして持ち運ぶ際には収納しておけます。
ACプラグ周りには入出力の数値や各種マークなどが表記されています。
ACプラグを出した状態。
ストラップの反対側の面にUSB-Cポートがあります。
Ankerの独自規格「PowerIQ 3.0(Gen2)」を示すロゴがあります。
USBポートは1つのみなので、複数端末の同時充電はできません。
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USBポートの面を下にして立てることができます。
Anker 511 Power Bankレビュー②:使い方(ボタン操作・ランプの見方)
Anker 511 Power Bankの使い方についてご説明していきます。
電源ボタンの操作方法
電源ボタンの操作方法からご説明していきます。
電源ボタンの操作方法は下記になります。
ボタンを1回押す:バッテリー残量をランプで表示する
ボタン操作は非常にシンプルで、複数回押したり長押ししたりする操作はありません。
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ランプ(パワーインジケータ)の見方
ランプの見方をご説明していきます。
電源ボタンを押したときに表示される、バッテリー残量のランプの見方は下記の通りです。
- ランプが4つ点灯:100%
- ランプが3つ点灯:75%
- ランプが2つ点灯:50%
- ランプが1つ点灯:25%
25%刻みの4段階でランプが点灯します。
Anker 511 Power Bankレビュー③:電圧電流をテスト!
電圧電流テスターとiPhone・Androidスマホを使って、Anker 511 Power Bankの出力をテストしました。
使用したケーブルは下記になります。
iPhoneの場合
iPhone XSを使ってテストをした結果、およそ9.1V/0.8A(7.28W)でした。
想像より低めの数値となりましたが、一般的なiPhoneの付属充電器である5W充電器より速く充電ができます。
最新のiPhoneを使った場合はさらに高い数値が出ると思われます。
Android(PD対応)の場合
PDに対応したXperia Aceを使ってテストをした結果、およそ9V/1.3A(11.7W)でした。
iPhone XSよりも高い数値で、スマホとしては非常に速い充電スピードといえます。
Anker 511 Power Bankレビュー④:使ってみた感想とメリット・デメリット
Anker 511 Power Bankを使った個人的な感想を、メリット・デメリットに分けてお伝えしていきます。
メリット
使ってみて感じたメリットは以下の通りです。
- 本体の充電がケーブル不要で楽
- 充電器とモバイルバッテリーの使い分けが不要になる
- 充電速度が速い
- 持ち運びやすい
それぞれ見ていきましょう。
メリット①:本体の充電がケーブル不要で楽
Anker 511 Power Bankはモバイルバッテリーとしての充電はACプラグで行うため、ケーブル不要で充電が楽に行えます。
一般的なモバイルバッテリーを充電する際は、モバイルバッテリーと充電器をケーブルで繋ぐ手間がかかりますが、Anker 511 Power Bankではコンセントに挿すだけで充電できます。
一度この便利さを知ってしまうと、普通のモバイルバッテリーには戻れなくなってしまうかもしれません。
メリット②:充電器とモバイルバッテリーの使い分けが不要になる
Anker 511 Power Bankをは1台2役なので、充電器とモバイルバッテリーを使い分ける必要がなくなります。
下記のように、自宅と外出先で2つの使い方ができます。
- 自宅:コンセントに挿しっぱなしで、充電器として使う
- 外出先:折りたたみ式のACプラグを収納し、モバイルバッテリーとして使う
充電器とモバイルバッテリーを別で持つ必要が無くなるので、持ち物の数を減らすことができます。
増えてしまった充電器やモバイルバッテリーを整理したい方や、ミニマリストの方にもおすすめですね。
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メリット③:充電速度が速い
Anker 511 Power Bankは充電器としても、モバイルバッテリーとしても充電速度が速く便利です。
最大出力は20Wなので、スマホとしてはほぼ上限のスピードで充電できますし、タブレットの場合でも十分速いスピードで充電ができます。
もしあなたが「使っている充電器やモバイルバッテリーの充電速度が遅い…」と感じているなら、利便性も高いAnker 511 Power Bankは特におすすめです。
メリット④:持ち運びやすい
Anker 511 Power Bankはモバイルバッテリーは持ち運びがしやすく便利です。
充電器やモバイルバッテリーとしては珍しいリップスティック型の形状のため、狭いところにもすっぽり収まってくれます。
小さめのカバンを使っている方や、ポーチに収納して持ち運びたい方でも使いやすいでしょう。
また、手でしっかりと握ることもできるので、落としてしまう心配もあまりありません。
デメリット
使ってみて感じたデメリットは以下の通りです。
- USBポートは1つのみ
- 付属品が説明書のみ
それぞれ見ていきましょう。
デメリット①:USBポートは1つのみ
Anker 511 Power BankのUSBポートは1つのみなので、同時に複数のデバイスを充電することはできません。
個人的には、スマホと一緒にスマートウォッチやワイヤレスイヤホンを一緒に充電する機会も多いので、2つは欲しいところです。
とはいえ、「スマホだけ充電できればいい」という方にとっては特にデメリットにはなりません。
デメリット②:付属品が説明書のみ
Anker 511 Power Bankの付属品は説明書のみで、ケーブルなどは付属しておりません。
もしUSB-Cケーブルを持っていない場合は、ケーブルも合わせて購入しましょう。
Ankerが販売するPD対応のおすすめUSB-Cケーブルは下記になります。
USB-Cケーブルや、独特な形状をしているため専用ポーチが付属していたら良いなと思いました。
Anker 511 Power Bankレビューまとめ
Anker 511 Power Bankのレビューをしてきました。
まとめると、Anker 511 Power Bankは以下に当てはまる方におすすめです。
- 持ち運びやすいモバイルバッテリーが欲しい
- 充電の手間を減らしたい
- 充電器とモバイルバッテリーの使い分けを無くしたい
- スマホを1回フル充電したい
充電器・モバイルバッテリーの両方として使えることや、ACプラグで本体の充電ができるのが特に素晴らしいポイントだと思いました。
気になった方は、ぜひ以下よりご購入ください!
Anker 511 Power Bankのレビュー記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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