Tropical House(トロピカル・ハウス)という音楽ジャンルをご存知でしょうか?
Tropical House(トロピカル・ハウス)はその名の通り、南国感のあるハウスミュージックのことですが、詳しい定義を知らない方は多いでしょう。
今回は、Tropical House(トロピカル・ハウス)の詳しい意味や、おすすめのアーティスト、代表曲までご紹介していきます。ぜひ最後までお読みください!
目次
- 1 Tropical House(トロピカル・ハウス)ってどんな音楽?
- 2 Tropical House(トロピカル・ハウス)の有名アーティスト5選!
- 3 Tropical House(トロピカル・ハウス)のおすすめ曲10選!
- 3.1 Kygo – Firestone ft. Conrad Sewell
- 3.2 Jason Derulo – Try Me ft. J.Lo & Matoma
- 3.3 Thomas Jack – Rivers (feat. Nico & Vinz)
- 3.4 Major Lazer – Light it Up (feat. Nyla & Fuse ODG)
- 3.5 Jonas Blue – Mama ft. William Singe
- 3.6 Kygo & Selena Gomez – It Ain’t Me
- 3.7 Sigala, Ella Eyre – Came Here for Love
- 3.8 Justin Bieber – What Do You Mean?
- 3.9 Sam Feldt – Show Me Love (ft. Kimberly Anne)
- 3.10 Jonas Blue – Fast Car ft. Dakota
- 4 Tropical House(トロピカル・ハウス)で夏を感じよう!
Tropical House(トロピカル・ハウス)ってどんな音楽?
「Tropical House(トロピカル・ハウス)」とは、ハウスミュージックの一種で、南国のビーチを思わせるような、夏っぽいサウンドが心地よい音楽ジャンルです。
クラブミュージックとしてよく取り上げられていますが、EDMのようなアゲアゲな展開は避けた、全体的に緩やかな曲構成になっています。
そのため、激しめの曲のチルアウトとして使われることもあれば、トロピカル・ハウスオンリーの、終始ゆったりと踊れるイベントもあります。
Tropical House(トロピカル・ハウス)の有名アーティスト5選!
Tropical House(トロピカル・ハウス)で有名なおすすめアーティスト5選をご紹介していきます。
トロピカル・ハウスの知名度を世界的に上げた「Kygo(カイゴ)」や、トロピカル・ハウスの名付け親である「Thomas Jack(トーマス・ジャック)」など、トロピカルハウスを語る上では必ず知っておきたいアーティストを厳選しました。
Kygo(カイゴ)
「トロピカルハウスといえばこの人!」と言われるぐらい世界的に有名なのが、ノルウェー出身のDJ・プロデューサーの「Kygo(カイゴ)」です。
2014年に「Firestone」でデビューすると、ノルウェーで1位、UKチャートで8位を獲得するなど、瞬く間に世界中でヒットし、トロピカル・ハウス界のトップに躍り出ました。
「Firestone」は、2016年発売のデビューアルバム「Cloud Nine」に収録されているので、Kygoを知らない方は、まずはこちらをチェックしましょう!
Thomas Jack(トーマス・ジャック)
「Tropical House(トロピカル・ハウス)」を語る上で欠かせないのが、このジャンルの生みの親で、オーストラリア出身のDJ・プロデューサーの「Thomas Jack(トーマス・ジャック)」です。
EDMが全盛の2014頃、自身がリミックスした楽曲を「トロピカル・ハウス」と名付け、ポッドキャストシリーズを始めました。
その後、2015年にはデビューシングル「Rivers」をリリースし、ベルギーのチャートで4位を獲得しました。彼の代表曲ともいえる「Rivers」は要チェックです!
Jonas Blue(ジョナス・ブルー)
爽やかさを持ちつつも、哀愁感のあるサウンドが特徴的なアーティストが、イギリス出身のDJ・プロデューサーの「Jonas Blue(ジョナス・ブルー)」です。
ジョナス・ブルーは頻繁に来日公演しており、2020年3月にはZeppツアーで全国5ヶ所を周りました。
2015年のデビューシングル「Fast Car」は全英シングルチャートで2位、2018年の「Rise」は3位を獲得するなど、快進撃を続けています。
2018年に発売されたデビューアルバム「Blue」にはこれらを含む超有名曲が収録されているので、このアルバムを聴いておけば間違いありません!
Sam Feldt(サム・フェルド)
「Ultra Music Festival」や「Tomorrowland」など、世界的なフェスに引っ張りだこなのが、トロピカルハウスやディープハウス界を代表するオランダ出身のDJ・プロデューサー「Sam Feldt(サム・フェルド)」です。
名門EDMレーベル「Spinnin’ Records(スピニン・レコード)」から数々のヒット曲をリリースしており、メロディックで聴いていて心地よいサウンドは必聴です!
Matoma(マトマ)
Tropical House(トロピカル・ハウス)好きなら誰もが知っているであろうアーティストが、ノルウェー出身のDJ・プロデューサーの「Matoma(マトマ)」です。
Maroon 5の「Payphone」などの既存のヒット曲をトロピカル・ハウス風にアレンジしたことで、トロピカルハウスの可能性を広げた注目のアーティストです。
アメリカのシンガーソングライター「Jason Derülo(ジェイソン・デルーロ)」とコラボした、2015年の楽曲「Try Me」の超爽やかなサウンドは、トロピカルハウス好きを虜にしました!
Tropical House(トロピカル・ハウス)のおすすめ曲10選!
トロピカル・ハウス好きの僕が厳選した代表曲10選を一つずつご紹介していきます。
ディープ・ハウス寄りの楽曲から爽やかな楽曲までチョイスしましたで、お気に入りの楽曲がきっと見つかると思います!
Kygo – Firestone ft. Conrad Sewell
Kygo(カイゴ)が2014年にリリースした、トロピカルハウスの代表曲ともいえるのが「Firestone」です。Kygoのデビューアルバム「Cloud Nine」に収録されている楽曲で、ノルウェーのチャートで1位を獲得したカイゴの代表曲でもあります!
ボーカルにはオーストラリアのシンガーソングライター「Conrad Sewell(コンラッド・シューエル)」をフィーチャリングしています。
MVではカップルの恋の様子を描いており、爽やかでありながら、哀愁感のある切ないサウンドが特徴的です。
Jason Derulo – Try Me ft. J.Lo & Matoma
アメリカのシンガーソングライター「Jason Deluro(ジェイソン・デルーロ)」が2015年にリリースした楽曲で、ボーカルにシンガーの「J.Lo」ことジェニファー・ロペス、作曲に「Matoma(マトマ)」をフィーチャリングしています。
テンションが上がること間違いなしのノリノリな楽曲なので、1日のスタートに聴くのがぴったりです!
Thomas Jack – Rivers (feat. Nico & Vinz)
Tripical House(トロピカル・ハウス)の名付け親「Thomas Jack(トーマス・ジャック)」のデビューシングル「Rivers」に、ノルウェーのR&Bデュオ「Nico&Vinz(ニコ&ヴィンス)」を加えた新バージョンです。
テンポは早めで疾走感があり、哀愁感のあるサウンドなので、夏の夕暮れのドライブに合いそうですね!
Major Lazer – Light it Up (feat. Nyla & Fuse ODG)
アメリカのDJ「Diplo(ディプロ)」を筆頭とするダンスユニット「Major Lazer(メジャー・レイザー)」と、ジャマイカのシンガー「Nyla(ナイラ)」、イギリス出身のラッパー「Fuse ODG(フューズ・オー・ディー・ジー)」のコラボ曲です。
「Major Lazer」のコンセプトである「デジタル・レゲエ」の独特なサウンドと、トロピカル・ハウスのゆったりとしたテンポがマッチし、イントロとドロップのサックスがメリハリを効かせています。
カリフォルニアの映像制作会社による、人間が踊っているようで、実際は人形が踊っている最先端の映像は面白いので必見です!
Jonas Blue – Mama ft. William Singe
イギリスのDJ・プロデューサー「Jonas Blue(ジョナス・ブルー)」が2017年にリリースした楽曲です。
ボーカルにはオーストラリアのシンガー「William Singe(ウィリアム・シング)」をフィーチャリングしており、ジョナス・ブルーの得意とする切なげなサウンドに、透き通るような歌声がぴったりです。
ちなみに曲名の「Mama(ママ)」は母親という意味ではなく、造語で「彼女、恋人」といった意味で使われているようです。
Kygo & Selena Gomez – It Ain’t Me
トロピカル・ハウスの代表アーティスト「Kygoカイゴ)」が2017年にリリースした楽曲で、世界の歌姫「Selena Gomez(セレーナ・ゴメス )」とコラボしています。
歌詞の内容は「悪酔いを繰り返す彼氏に、愛想を尽かした彼女が別れを告げる」という恋の終わりを表すもので、セレーナ・ゴメスのエモーショナルな歌声が圧巻です。
Sigala, Ella Eyre – Came Here for Love
イギリスのDJ・プロデューサー「Sigala(シガラ)」と、シンガーの「Ella Eyre(エラ・エア)」のコラボ曲です。
2017年の6月にリリースされたサマーソングで、暑い夏を吹き飛ばすような陽気なサウンドは必聴です!
気になるMVの撮影地はメキシコの「Pachuca(パチューカ)」という街で、カラフルな街並みとノリノリなダンスは要チェックです。
Justin Bieber – What Do You Mean?
2015年にリリースされた「Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)」の言わずと知れた名曲です。
クールなサウンドと、ジャスティン・ビーバーの歌声が心地よいトロピカル・ハウスで、Youtubeでの再生回数はなんと20億回を超えています。
トロピカル・ハウスという認識で聴いている人は少ないかもしれませんが、この後にリリースされた「Sorry」もトロピカルなテイストでおすすめです!
Sam Feldt – Show Me Love (ft. Kimberly Anne)
アメリカのシンガー「Robin.S(ロビン・ストーン)」の90年代のヒット曲「Show Me Love」を、オランダのDJ「Sam Feldt(サム・フェルド)」が2015年にサンプリングした曲です。
原曲はノリノリなハウス・ミュージックですが、こちらはボーカルを引き立たせるトロピカル・ハウスらしいチルサウンドが魅力的です!
この楽曲はイギリスのDJ「Kryder(クライダー)」などによってもリミックスされているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
Jonas Blue – Fast Car ft. Dakota
アメリカのシンガー「Tracy Chapman(トレイシー・チャップマン)」が1988にリリースした名曲「Fast Car」を「Jonas Blue(ジョナス・ブルー)」が2015年にリミックスした楽曲です。
Jonas Blueが有名になったきっかけの曲でもあり、Youtubeでの再生回数は4億回を超える大ヒットを記録しています!
原曲の切ない雰囲気を残しつつも、ドロップはEDMらしい盛り上がりで聴きやすいのでおすすめです。
Tropical House(トロピカル・ハウス)で夏を感じよう!
Tropical House(トロピカル・ハウス)の有名アーティストやおすすめの楽曲をご紹介してきました。
家でゆったり聴くのも良し、パーティやドライブ中などに聴くのも良しのアガれるジャンルなので、ぜひ予習しておき、今夏は全力で楽しんでください!